【キャンドルナイトありがとうございました】

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昨夜、キャンドルナイトへお越し下さったみなさま、ありがとうございました。クリスマスぶりにナオさんのロウソクとうたう。ナオさんのロウソクとうたうのはやっぱり特別気持ちがいいです。ロウソクたちからたくさんのパワーをもらって、わたしひとりの中のともしびだけじゃなくって、たくさんのともしびと共に、その時空を存分に味わいながら、自由に音を選んで、音を鳴らして、声をだして、うたをうたう。そこにいてくれるすべての人とそのあたたかさをシェアできることによろこびを感じます。そしてありがとうを伝えたいです。
昨夜はちょうど今、帯広の防風林アートプロジェクトに参加されている写真家の伊藤華織さんの作品へ提供させていただいた楽曲、”記憶をたどる旅”(ハワイの女神ペレによせて)を、雪も降ったことだし、帯広の一面雪の平野へ届けるくらいのつもりでやらせていただきました。(この楽曲についてはまた後日音源と共にお話させていただくとして)
ここ二ヶ月くらいの間で自分の中に強く芽生えた感情や普遍的な記憶の存在、自分の存在や、唯一である価値、などについてめぐるめぐる思いを抱えながらうたっていると、昨夜もまた新しいペレの曲の一面がみえました。
この曲も含め後半はほとんどインプロビゼーションとなっていった昨夜のライブでしたが、自分でもどこから出てきたんだろう、と思うような言葉を、あたかもずっと思っていたかのような滑らかさでうたにしていると、
“ああ、ずっとそう思ってたんだ”
“ああ、ずっとこれを言いたかったんだ”と気づくことができたり、最初からあたまにイメージしていた曲が完成されるような印象をもらったりしました。
そしてお客さまからの言葉で、ペレのうたは水彩画のようでした、と言われとても嬉しかったです。在るべきところへ、色を置いてゆく、重ねていく、ひとつ、ふたつ、と音が、声が、色が増えてゆく、そんなことをしたかったのです。
新しい仲間のトイピアノやカエルや笛が、もっと生き生きできるようにわたしもうたがもっと息のできるように、がんばっていたいと思いました。

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ナオさんのつくった、紫陽花の花びらが星になったロウソクを灯して、ひとり、星めぐりのうたを、また今夜もうたっています。双子の星に、海のヒトデに、愛を込めて。

ありがとうございました!
Thanks. xoxo

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